Perchのお魚
パーチで使っている鯛は、朝一で〆られた ”活〆神経殺し鯛” です。
それを出来る限り、お客様へ提供する直前に、お店で冊に下ろします。
ただ〆ただけでなく、神経殺しをすると・・・
脳から身への”死にましたよ”の信号を遅らせることができます。
脳は死んでても、身はまだ活きていると勘違いしています。
これによって、死後硬直を遅らせることが可能となり
”いかってる状態”を長持ちさせる事が出来るのです
”いかってる状態”でも、たんぱく質の酵素分解は進みます。
そのため、”いかってる”のにアミノ酸たっぷりのお刺身ができるのです。
手間とコストがかかりますが、パーチのこだわりです
また、焼き物にするには、〆てから9時間~2日目がベストです。
神経殺しに比べ野〆(氷〆)の魚は、
〆られた瞬間から死後硬直・酵素分解そして腐敗へと進みます。
こうなると時間との戦いです。
ランチに冷凍の魚を提供されているお店が多いのはこの為です。
(もちろんコストの問題もありますが・・・)
なので、
パーチの焼き魚はランチであっても冷凍ではない
フレッシュな
アミノ酸たっぷりの
ポワレを提供出来ているのです。
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